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1)現地の支援者の批判はせず、一緒に考える
→現地の支援者は例えば、「何をすればいいですか?」と指示を仰がれたり、「〇〇はどうなっていますか?」「○○はどこにありますか?」という様な単純な質問をされるだけでも批判・非難されたような気持ちになるということを知っておかなければならない。
2)現地の支援者のペースを尊重し、意思決定を支える
(1)支援者の判断を保証する・・・支援者は自分のしている(したこと)はこれで良かったのか?と自責の念がある。だからもし、自分の中にこうした方がいいのではないかと思うことがあったとしても、「あなたの考えた方法が一番いいのです」「それがその時に出来た全てです」といった声かけで、支持されるのである。
(2)休める体制を確保する・・・疲れていても休みたいと言えない状況があったり、自宅待機であっても休みにはならなかったりする。時に被災地から離れる必要がある。また現地の職員は1週間程が限界である。
3)カンファレンスなどを活用して体験が話せる機会を作る
4)現地支援者の健康管理(生活状況、睡眠、食事、精神状態、体調の変化等)
災害時の支援活動では、気分の高揚から無理をしすぎることがある。また夏場には、水分や塩分不足により熱中症で倒れる一般ボランティアも多い。そこを捉えて支援者の支援を行う。
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